鶴川支店、第三のProduct Geniusです。
4cylinderとでも名乗らせて頂きましょうか、マニアックなお話を取り上げる方針でおります。
まずは好きな小ネタから…
そのうち詳しく公開できる時が来ると思いますが…
下の写真は開発中、ヨーロッパで近日発売予定の
128ti
というモデルです。
名前が何やら懐かしいですが…
M135i xDriveの一つ下に位置するモデルだそうです。
この名前が意味するところが想像通りであれば、盛り上がること間違いなしでしょう。
詳細をお待ち下さい。
本題です。
現行型車両で
停車中にブレーキペダルでとある操作をすると、何かが起きる。
もちろん取扱説明書に記載されている内容になります。
まず、とある操作とは何か。
それは停車中にブレーキを軽く踏んだ状態からさらに踏み込み、そして元の軽く踏んだ状態に戻すという動作です。
そして何が起きるか。
実験方法です。
- シートベルトをし、エンジンをかけます。またエアコンをオンにして、かつしっかり動作するように低めの温度設定にします。
- 走り出します。数m程の前進で大丈夫かと思います。
- 安全なところで停止します。
- エアコンをオフにします。
- ここで、先ほどの操作、「停車中にブレーキを軽く踏んだ状態からさらに踏み込み、そして元の軽く踏んだ状態に戻す」を行います。
…100%ではないと思いますが、エンジンがアイドリングストップします。
つまりこれは、任意でエンジンをアイドルストップさせる操作なのでした。
iDriveのHOMEボタン/車両情報/エネルギーフローから下の画像の画面表示、「エンジン作動:コンフォート要求」を確認してから試していただけると、確率が高いです。
ちなみに少し前のモデル、
2012年マイナーチェンジ後の先代7シリーズ以降で
2015年にデビューした現行7シリーズよりも前の世代の車では
停止後1秒以内で同様の操作をすると「エンジン停止をしない、もしくは再始動」と機能しました。
また
エンジン・オート・スタート/ストップ機能について少し。
いわゆるアイドリングストップ機能はBMWのカタログ、資料等では
オートマチック エンジン スタート ストップ
エンジン・オート・スタート/ストップ機能
英文字表記の略称ではMSA
と記載されています。
「アイドリングストップ」を初めて聞いたという方の為にも解説しますが、車両が停止している間にかかりっぱなしになるエンジンを停止することで、燃料を節約する機能になります。
慣れている方はむしろ、せわしなくエンジンが止まったり再始動したりするのは時間がとられますから、ストレスに感じる方も多いでしょう。
そのためBMW車には、エンジンスタートボタンの近くや、センターコンソールにその機能をオフにするボタンがあります。
そちらを必ず操作してから、運転を開始される方も多いことと思います。
また、エンジンオートスタートストップ機能にまかせっきりでは、燃料節約にはなりません。
エンジンを再始動するにはそれなりに多めの燃料を吹く必要があります。
再始動用に使う燃料よりも、エンジン停止で節約した燃料のほうが多いことに意味があるのです。
すなわち、時にエンジンは停めない方がいいこともあるのです。
最新型のBMWでは、カメラで信号機を見たり、ナビ情報(日本では未対応の模様)を参照したり、レーダーセンサーを使用して前の車列の動きを捉えたりすることで、適さないエンジン停止はある程度システムが避けてくれます。
ですが例えば、住宅街に多い一時停止や、駐車時の切り返しなど、止まってからまたすぐに動き出す場面では、ドライバーのボタン操作でエンジン停止を避けるしかありません。
逆に概ね5秒以上停止するときは、エンジンを停止した方が燃料節約になるとされています。 そういう場面でエンジンが停まっていないとき、先程ご紹介したブレーキ操作の使い所となります。
少しでも、いいドライブをしていただくための参考となれば幸いです。
ご一読いただきありがとうございました。
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